香港経済貿易代表部、鹿児島で昼食講演会を開催
〜 地元企業に対し、進出先としての香港の強みをアピール 〜
2010年8月31日
 「アジアにおける香港の戦略的な位置や、企業が香港でビジネスを行うことで享受できる数多くの利点により、香港は貿易や投資に理想的な場所となっているのみならず、中国本土の巨大市場にアクセスするための拠点ともなっている」と、本日(8月31日)鹿児島市内で開催された昼食講演会で、香港特別行政区政府駐東京経済貿易代表部(香港経済貿易代表部)の祝彭婉儀(ジェニー・チョック)首席代表は述べた。香港経済貿易代表部が主催したこの昼食講演会には、約90名の地元政財界幹部が出席した。

 香港と中国本土の密接な貿易・投資関係について詳しく説明した祝(チョック)首席代表は、香港−中国本土間の経済貿易緊密化協定(CEPA)および香港−広東省協力枠組み協定がもたらす利益は、香港で設立され一定の条件を満たす企業であれば、その国籍に関係なく享受することができると述べた。

 人民元のオフショア市場プラットフォームとしての香港の地位と役割は、香港金融管理局と中国人民銀行の間で7月に締結された人民元建て貿易決済の拡大に関する「補充協力覚書」によって、さらに強化されたと祝首席代表は付け加えた。

 祝首席代表は、「中国本土市場への進出を検討している鹿児島の企業にとって、香港で自らの商品を販売または紹介することは、打ってつけの第一歩と言えるだろう。なぜなら香港には日々、何百万人にも上る中国本土からの観光客が滞在しているからだ」と述べた上で、「香港でこうした中国本土の消費者に接触することにより、急速に成長する中国本土の大きな市場における自社ブランドイメージの形成につながる可能性もある」と語った。

 また、祝首席代表は香港経済の力強い特性とファンダメンタルズが投資家の信頼を得ていることを説明し、その例として、独立した司法によって守られる法の支配、汚職がなく安定した政府、低率で簡素な税制、自由貿易、さらに企業にとっての公平な競争環境を挙げた。

 昼食講演会後、祝首席代表は「第17回鹿児島・香港交流会議」のラウンド・テーブル・ミーティングに出席。伊藤祐一郎鹿児島県知事ほか県関係者および地元ビジネスリーダーらと、経済から観光までさまざまな分野における今後の相互交流について意見交換を行った。

 「鹿児島・香港交流会議」は、両地域間の協力関係を促進することを目的に、香港と鹿児島において隔年で開催されている。

以上

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