ニュースリリース

「2012香港杯 全日本大学生英語スピーチコンテスト」開催 ~ 香港についての理解を促進 ~

2012年12月15日

香港特別行政区政府駐東京経済貿易代表部(香港経済貿易代表部)は、本日(12月15日)都内にて「2012香港杯 全日本大学生英語スピーチコンテスト」決勝大会を開催しました。大会には日本全国の大学で学ぶ15名の学生が出場し、4つの選択肢のうち各自が選んだテーマに沿って香港についての考えを語りました。4つのテーマは、「Hong Kong is …(香港は・・・)」、「Green Hong Kong(緑の香港)」、「Hong Kong culture and heritage(香港の文化と歴史遺産」、そして「What I like most about Hong Kong(香港の最も好きなところ)」でした。

189名が応募したこのコンテストでチャンピオンに輝いたのは、木村香菜さん(創価大学)でした。東北出身の木村さんは「Helping Umbrella」と題したスピーチで、昨年の東日本大震災で大きな被害を受けた日本への、香港の人々からの支援に対する心からの感謝を語り、その感動的な内容と感情のこもった話し方で審査員の高い評価を得ました。

その他3名の入賞者は、趙娟瀅さん(東京大学)、麓えりさん(慶應義塾大学)、そして塩出彩華さん(慶応義塾大学)となりました。

4名の入賞者は、来年早々に香港を訪れ、香港科技大学での10日間にわたる交流プログラムに参加し、香港の活気や開放的な雰囲気といったユニークな特色を体験する予定です。

香港経済貿易代表部の黄碧兒(サリー・ウォン)首席代表は、「このコンテストは、日本の若者の香港についての理解を深め、香港と日本の友好親善を促進することを目指すものです。より緊密な関係を築き、理解と協力を深めることで、多くの困難を共に克服し、すべての人にとって一層の発展をもたらすことにつながると考えます」と述べています。

また、元・在香港日本国総領事の折田正樹中央大学法学部教授が特別講演を行い、日本と香港の関係についての考えを自身の経験を交えて語りました。

「2012香港杯 全日本大学生英語スピーチコンテスト」は、香港経済貿易代表部とデイリー・ヨミウリが共同で、外務省と文部科学省の後援を得て開催したものです。賞の一部は、キャセイパシフィック航空、大昌貿易行、ならびに香港科技大学が協賛しました。

審査委員長は大妻女子大学教授のティモシー・ライト氏が務め、黄(ウォン)首席代表、香港政府観光局のデービッド・リョン日本局長、そして読売新聞東京本社英字新聞部の佐々木良寿部長が審査員として参加しました。

『かつや』のオープニング式典にて、鏡開きが行われた。(左から:アークランドサービス株式会社 社長 臼井健一郎氏、Hikari Consultant Ltd ブライアン・リョン氏(Mr. Bryan Leung)、Hikari Arcland Food Service Ltd. ディレクター サミュエル・チュー氏(Mr. Samuel Chu))
『かつや』のオープニング式典にて、鏡開きが行われた。(左から:アークランドサービス株式会社 社長 臼井健一郎氏、Hikari Consultant Ltd ブライアン・リョン氏(Mr. Bryan Leung)、Hikari Arcland Food Service Ltd. ディレクター サミュエル・チュー氏(Mr. Samuel Chu))

以上