西九龍文化地区に誕生する芸術施設のデザイン決定

2016年開業予定の「戯曲センター」、東西の美意識が融け合う外観

西九龍文化地区にオープンする17の主要芸術・文化施設の一つとなる「戯曲センター」は、中国の伝統的歌劇の振興を目指すものです。このほど同センターのデザインに、香港出身の建築家である譚秉榮(ビン・トム)氏と呂元祥(ロナルド・ルー)氏による案が選ばれました。

林鄭月娥(キャリー・ラム)政務長官は「戯曲センターは西九龍文化地区に最初に誕生する大規模芸術施設で、同地区への東側の入口ともなる。このことは、2009年にユネスコの無形文化遺産に登録された粤劇(広東オペラ)の発展支援を、政府がいかに重視しているかを示すものだ」と述べています。1,100席と400席の2つのホールと、280人を収容できる伝統的な茶館を備える同施設は、2016年の開業を予定しています。


戯曲センターのデザインは象徴的なイメージを示し、東洋と西洋の美意識を融合させた 〔画像提供:西九龍文化地区管理局〕
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