
米国のシンクタンク、ミルケン・インスティテュートがこのほど海外投資誘致状況についてまとめたグローバル・オポチュニティ指数で、香港が世界第1位に輝きました。シンガポールとデンマークが、それぞれ2位と3位に続いています。
同指数はデータが入手可能な98の国・地域を、経済の基礎的条件、規制の障壁、事業のしやすさ、規制の質、法の支配という5つのカテゴリーにわたる67の変数を用いて順位付けしたものです。
香港は総合で最高得点を獲得したほか、「事業のしやすさ」と「規制の質」でトップに、その他3つのカテゴリーでも、上位5位に入りました。
ミルケン・インスティテュートはまた、香港の財産権や株主権に関する投資家保護、金融を含め高度に整備されたインフラが、外国投資を惹き付ける理由の一部となっていると考察しています。