Hong Kong Liner
 

西九龍文化地区の戯曲センターが着工

国際的な芸術文化都市としての香港の存在感を高める西九龍文化地区事業、着々と進行中


上空から見た戯曲センターの完成予想図。
2016年のオープンを予定〔画像提供:西九龍文化地区管理局〕

2009年にユネスコの無形文化遺産に登録された粤劇 (広東オペラ)。香港政府はこの伝統芸能の振興を支 援している

香港政府は、香港における史上最大の芸術・文化プロジェクトである西九龍文化地区事業を推し進めています。9月24日、同地区で最初にオープンする舞台芸術施設となる戯曲センターの起工式が行われ、建設が開始しました。

戯曲センターは、中国の伝統演劇に携わる人々が交流し、粤劇(広東オペラ)や他の中国歌劇の最も優れた範例を作り出すとともに、この素晴らしい芸術の人材を育成し、新しい観客を獲得するための場を提供します。完成は2016年の予定で、1,100席のメインシアターに茶館、訓練や教育のための施設のほか、訪れた人が楽しめる公共のオープンスペースも設けられます。

西九龍文化地区は香港政府による長期的かつ戦略的な投資であり、芸術やクリエイティブ産業の発展を促進し、市民の文化的ニーズの高まりに応え、国際的な芸術文化都市としての香港の地位を強化することを目的としています。

 
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