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香港とASEANの自由貿易協定、締結に向けた交渉が開始

緊密な経済関係にある香港とASEAN、FTA締結で広がるビジネスチャンス


5月にミャンマーで開催された第11回ASEANリーダーシップ・フォーラムで、
パネ リストとしてスピーチをする蘇錦樑(グレゴリー・ソー)商務経済発展長官(写真右端)

香港特別行政区政府は7月、東南アジア諸国連合(ASEAN)との自由貿易協定(FTA)に関する交渉を正式に開始しました。

10カ国が加盟するASEANは、香港にとって重要な貿易相手です。このFTAの締結により香港の商品やサービス、投資がより良い条件でASEAN市場にアクセスできるようになるとともに、香港の経済成長を後押しし、雇用機会を創出する効果が期待されます。

蘇錦樑(グレゴリー・ソー)商務経済発展長官は「香港-ASEAN自由貿易協定は、市場に存在する多くのチャンスに起業家の目を向けさせるのみならず、商工業が繁栄し、効果的かつ効率的に連携するための、安定した透明性の高い枠組みを提供する」と述べました。

香港にとってASEANは商品貿易で第2位、サービス貿易では第4位の貿易相手です。ASEANはまた、香港の対外直接投資先として第5位であり、香港への直接投資額では第6位となっています。

 
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