Hong Kong Liner
 

香港進出企業数で日本が2年連続第1位

1,388社が日本から進出。海外企業が香港を事業拠点に選ぶ最大の理由は、簡素な税制と低い税率


昨年3月、日本企業が香港にオープンした明太子専門レストランの鱈卵屋

昨年10月に発表された、香港投資推進局(インベスト香港)と政府統計局による年次調査の結果によれば、香港で事業を展開する域外資本の企業数で、日本は2013年に続きトップとなりました。

2014年の調査によると、香港に進出している日本企業は1,388社で、うち地域統括本部が240社、地域支社が465社、現地事務所が683社でした。

また、親会社が香港域外にあり、香港で事業を営む企業の総数は、2014年には前年比1.8%増の7,585社に上りました。本社所在地の国・地域別では、米国が第2位、中国本土が第3位と、順位は前年と同じでした。

事業拠点を設ける場所として香港を選んだ最大の理由として挙げられたのは、簡素な税制と低い税率でした。重視された要因としては他に、情報の自由な流れ、清廉な政府、労働力の生産性、法の統治、司法の独立性が上位に入りました。

 
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