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曾俊華財政長官、2015~16年度政府予算案を発表

人材の育成から支柱産業の強化まで、香港の長期的な経済発展を促す諸施策を提示


2015~16年度政府予算案を発表した後、
記者会見を行う曾俊華(ジョン・ツァン)財政長官(写真・左から2人目)

2月25日に発表した2015 ~ 16年度の政府予算案で、香港特別行政区の曾俊華(ジョン・ツァン)財政長官は社会の創造性を刺激し、経済を多様化し、市場機会を拡大する観点から、文化・クリエイティブ産業に対する目的を絞った支援を約束しました。

また、新たなアイデアを探り、多様性を追求することで、香港市民が自らの願いを実現する手助けをすると誓いました。

文化・クリエイティブ関連の施策には、以下が含まれます。

人材の育成は、今回の予算案の中核を占めています。曾長官 は予算案の中で、人材育成のための多くの政策を明らかに しました。以下はその一部です。

他にも曾長官は、香港の支柱産業(貿易・物流、観光、ビジネス・専門サービス、金融サービス)を発展させるための広範なイニシアティブを打ち出しました。

加えて、マカオとのCEPA(経済貿易緊密化協定)締結の可能性を探っているとも述べています。

2014年の香港の経済成長率は2.3%で、2015年は1 ~ 3%となる見込みです。今回の予算案に盛り込まれた各種の施策は、GDPを1%押し上げる財政刺激効果があると考えられます。

予算案の主な内容は「2015~16年度 政府予算案の概要」をご覧ください。

 
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