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中国本土-香港の債券相互取引制度がスタート

株式の相互取引などの開始に続き、香港と本土の間で資本市場への相互アクセスをさらに拡大

開始式典に出席する林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官(写真・前列右から5人目)
開始式典に出席する林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官(写真・前列右から5人目)

中国本土と香港双方の債券市場の発展を促進するため、債券相互取引制度が7月3日に開始されました。

この制度は、香港と中国本土の間で互いの債券市場へのアクセスを可能にするもので、まずは香港や海外の投資家が香港経由で本土の債権を売買する「北行き」の取引が始まりました。本土から香港の「南行き」は、後日の導入が予定されています。

林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は、「2014年の上海・香港株式相互取引制度、2016年の深圳・香港株式相互取引制度、2015年の中国本土・香港ファンド相互承認制度、そして今回の債券相互取引制度の開始は、どれも中国本土と香港の資本市場への相互アクセスの発展における重要な節目である。こうした動きは、香港特別行政区が享受する『一国』と『二制度』の組み合わせから生まれる優位性を裏付けるものだ」と述べました。

 
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