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林鄭月娥行政長官が就任後初めて日本を訪問

10月末から訪日。河野外務大臣とも会談し、共同ステートメントでさらなる関係の深化・拡大を約束

会談で、河野太郎外務大臣(写真・右)と握手する林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官 
会談で、河野太郎外務大臣(写真・右)と握手する林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官

香港特別行政区の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は、10月29日から11月2日まで日本を訪問しました。昨年7月の行政長官就任以来、初の訪日であり、香港行政長官による日本公式訪問は約9年ぶりとなりました。

林鄭長官は滞在中、政府高官や国会議員、政財界関係者と会談を行うとともに、イノベーションやテクノロジーに関連する機関や施設を視察に訪れました。さらに、大型ビジネスイベント「Think Global, Think Hong Kong(国際化へのパートナー:香港)」でのスピーチをはじめ、今回の訪日に合わせて香港の多彩な魅力をPRしようと東京で開催された「香港ウィーク」の各種イベントに出席するなど、4泊5日の日程を通して精力的に活動しました。

11月2日には、河野太郎外務大臣と会談を行いました。会談後、双方は共同ステートメントを発表し、「一国二制度」の下での香港独自の地位と、国際貿易・金融センターとしての役割を梃子に、香港と日本が今後さまざまな分野で実務的な協調をさらに深め、拡大していくことを約束しました。このステートメントには、貿易、観光、科学技術・イノベーション、「広東・香港・マカオ大湾区」、またスポーツや文化などに関する双方の具体的な見解も含まれています。

林鄭長官の訪日に関する記事は、こちらをご覧ください。

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