Hong Kong Liner
 

港珠澳大橋の開通で3都市が1時間圏内に

香港、珠海、マカオをつなぐ世界最長、55キロの海上橋。「大湾区」経済圏の発展を加速

香港、広東省・珠海、マカオを結ぶ世界最長の海上橋、港珠澳大橋が10月24日に開通しました。

全長55キロのこの巨大橋は片側3車線の自動車道路となっており、主橋部は23キロの海上橋梁と7キロの海底トンネルで構成されています。そのため、多くの船舶が行き交う珠江河口において、大型コンテナ船も航行が可能です。建設には9年を要しました。

橋の開通により、香港、珠海、マカオの3都市は1時間圏内に、珠江デルタ西部の主要都市にも香港から3時間以内で行けるようになりました。港珠澳大橋は、人やモノ、資本の流れを促進し、広東省と香港、マカオを包含する「大湾区」の一体化を進めるとともに、貿易・物流ハブとしての香港の地位をさらに強化することが期待されます。

世界最長の海上橋、港珠澳大橋
世界最長の海上橋、港珠澳大橋
珠江河口を横断し、香港と珠江デルタ西部をつなぐ
珠江河口を横断し、香港と珠江デルタ西部をつなぐ
 
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