ニュースリリース

株式会社チチカカが香港に初の海外店舗をオープン

2012年8月9日

エシカルファッション及び工芸・雑貨ブランドとして日本市場をリードする㈱チチカカ(以下、チチカカ)が、8月9日同社初の海外店舗を香港にオープンしました。東南アジアと中国本土への展開を見据えその第一歩を印しました。同社はエシカルファッション市場において現在の地位を確立すべく、努力を重ねてきました。

銅鑼湾(Causeway Bay)の世貿中心(WTC More)にオープンしたチチカカの店舗では、幅広い品揃えの衣料やアクセサリーが販売されています。チチカカの社名はアンデスのチチカカ湖から取られたもので、同社が扱う衣料や雑貨の生地や材料の多くは南米の国々から調達されています。日本的なデザインでありながら、衣料の大半は他の国々で手作りで製造されます。伝統技術を後世に継承しようという同社の使命が根底にあります。

代表取締役 木南 仁志氏は次のように述べました。「当社のカラフルで明るく、陽気な衣料や雑貨を手に取って頂き、世界中の伝統文化に触れて、お客様に元気でハッピーな気分になって頂けるよう願っています。一方で、国際都市香港に店舗を構えることで、伝統的な職人技への世界的な理解や支持を得て、こうした文化遺産が保存され、再生されることを望んでいます。

「香港は国際都市ですから、世界の文化を受け入れ、それを世界中から訪れる観光客にアピールしてくれます。そういった意味で、香港は海外初の出店に理想的な都市だと思います。香港の国際性により、当社のブランドイメージがいっそう強固なものになるばかりでなく、国際的な舞台で多くの観光客に注目されることで、当社の伝えようとするメッセージがより明確なものになります。」と同氏は語りました。

「この1号店を皮切りに、今後三年間で香港に更に10店舗を展開する予定です。また、調達先の開拓や生産管理工程の確立、更に東南アジアや中国本土市場への参入の起点として、この1号店は確固とした拠点となり、チチカカの発展に貢献することでしょう。」と木南氏は付け加えました。

香港投資推進局のアンドルー・デイヴィス局長代理は、チチカカの初の海外店舗を香港に開設するにあたり、お祝いの言葉を述べました。「香港のアジアにおける戦略的な地理的優位性、並びに中国本土との緊密な関係は、チチカカブランドに間違いなくプラスの効果をもたらします。伝統工芸の価値を世界へ伝えるのに最適なロケーションです。世界貿易の中心的な役割を果たす香港は、グローバルマーケットへの飛躍を目指すチチカカブランドにとって、跳躍台としての役割を果たすことでしょう。」

香港投資推進局(インベスト香港)について

インベスト香港は海外直接投資を誘致するために2000年7月に設立された香港特別行政区政府の一部局で、海外及び中国本土の企業が香港で事業を設立あるいは拡大する際の支援を行っています。香港の活気溢れる経済で皆様の事業を成功に導くために、ご要望に応じたサービスやアドバイスを無償で提供しております。2012年6月現在、インベスト香港は、2,600件を超える投資案件を遂行しました。それらの事業立上げまたは事業拡大の初年度には 30,000件以上の新規雇用を創出し、670億香港ドルの投資を誘致しました。
詳しい内容は、www.investhk.gov.hk をご覧ください。

本日(2012年8月9日)、株式会社チチカカの海外初店舗オープニング式典にて進行役を務める代表取締役 木南仁志氏(中央)
本日(2012年8月9日)、株式会社チチカカの海外初店舗オープニング式典にて進行役を務める代表取締役 木南仁志氏(中央)
銅鑼湾(Causeway Bay)のWTC More内にオープンした㈱チチカカの店舗ではバラエティーに富んだ衣料及びアクセサリーを提供
銅鑼湾(Causeway Bay)のWTC More内にオープンした㈱チチカカの店舗ではバラエティーに富んだ衣料及びアクセサリーを提供

以上