香港特別行政区政府は、中国証券監督管理委員会が3月6日に発表した人民元適格海外機関投資家(RQFII)パイロットプログラムの拡大に歓迎の意を表しました。
曾俊華(ジョン・ツァン)財政長官は、今回RQFIIパイロットプログラムの対象が、香港で認可を受けたすべての資産運用会社へと広げられ、同制度の下での投資に関する規制が緩和されたことにより、香港ではより多くの革新的で多様な人民元投資商品が登場するだろうとし、「今回の措置は、香港でのオフショア人民元業務をさらに深化させるとともに、中国本土 - 香港間における人民元の利用・流通を高めることで、人民元の国際化を前進させるものである」と述べました。