【進出事例】2022年1月

1. シンガポールのDignity Kitchen、すべての人を受け入れる屋台グルメを香港でも展開

2010年に障がい者の自立を支援するためにシンガポールで創業したDignity Kitchenは、2019年に香港へ進出。香港でも障がいを持つ人々をスタッフに迎え、調理や接客のスキルを訓練し、シンガポールの人気定番メニューを提供しています。

「香港市場への信頼の証しに、香港島に2店舗目を近くオープンする予定です」

Koh Seng Choon
Executive Director, Dignity Kitchen

詳しくはこちら（英）：
https://www.investhk.gov.hk/ja/case-studies/hawker-food-haven-everyone.html

2. フランスのThe Coding Machine、カスタムメイドのアプリケーションで企業のデジタル・トランスフォーメーション（DX）を加速

広東・香港・マカオ大湾区に隣接する国際都市、香港には、フランスのDXコンサルティング企業The Coding Machineがビジネスを成長させていくために必要なテクノロジー人材およびビジネスチャンスが豊富にあります。

「香港の人材は多言語を操りながら育つため、国際的な環境に慣れ親しんでいますし、新しい環境にも順応しやすいのです」

Charles Chen
Regional Director, The Coding Machine

詳しくはこちら（英）：
https://www.investhk.gov.hk/ja/case-studies/expedite-digital-transformation-custom-applications.html

3. ドイツのKW-Commerce、香港でネット通販の波に乗る

中国の東莞に倉庫を保有するドイツのeコマース企業KW-Commerceは、広東・香港・マカオ大湾区の各都市と近接し、内資・外資企業の意思決定者が駐在する香港に拠点を設け、e－コマース事業の調達・物流ハブとして活用しています。

「香港の事業を広東・香港・マカオ大湾区に取り込むのはとても簡単です

Alexander Steinkuhl
General Manager, KW-Commerce

詳しくはこちら（英）：
https://www.investhk.gov.hk/ja/case-studies/surfing-online-retail-wave.html

4. ドイツSchenck Processの香港事務所、海外顧客と中国本土拠点をつなぐ架け橋となる

Schenck Process社は、建設、採鉱、金属、食品、化学、機能材料などさまざまな産業分野におけるバルク材処理の専門知識と優れた計量技術ソリューションを製造業者に提供するマーケットリーダーです。同社の香港現地法人は中国本土にある子会社やプラントと国際的な顧客を結びつける架け橋となっています。例えば、実際の採鉱はオーストラリアで行われていますが、鉱山を所有しているのは中国企業で、同社はプロセス技術ソリューションを香港で提供しています。

「戦略的な立地により、香港オフィスは、北京や上海オフィス、天津工場と世界中の顧客とをつなぐ懸け橋となっています」

Knut Udo Wiszniewski
Managing Director & General Manager for Greater China, Schenck Process

詳しくはこちら（英）：
https://www.investhk.gov.hk/ja/case-studies/building-bridges-hong-kong.html

5. ELEVATE、より良い未来のための事業を香港から

世界中でESG（環境・社会・ガバナンス）が注目される中、ビジネスリスク・持続可能性ソリューションプロバイダーのELEVATEはその本拠地をグローバルサプライチェーンの中心にある香港に置き、世界各国に事業を拡大しています。

「香港では、法の支配のおかげで貿易取引が簡素化されています。そこに国際ビジネスを担う勤勉でマルチリンガルな香港の人材が相まって、香港の魅力がさらに高まるのです」

Ian Spaulding
Chief Executive Officer, Elevate

詳しくはこちら（英）：
https://www.investhk.gov.hk/ja/case-studies/doing-business-better-future.html

6. ドイツ Miltenyi Biotec、ヘルステックソリューションに最適な環境の香港を活用

細胞医療・再生医療分野のパイオニアであるドイツのMiltenyi Biotec (ミルテニーバイオテク)社は科学、診断学、工学の組み合わせが、複雑な疾病の解明につながると確信しています。同社がR&Dの地域拠点を香港に設置した決め手は、香港サイエンステクノロジーパーク（HKSTP）のワールドクラスのインフラストラクチャーとエコシステムです。これらを活用することにより、香港・中国本土およびその他のアジア太平洋地域の患者に、遺伝子および細胞医療のための革新的なソリューションを創出し、提供することを目指します。

「アジアでのビジネスにとって香港が戦略的に重要である主な理由は、高水準の科学教育と専門知識です。」

Ken Ooi
General Manager, Hong Kong, Miltenyi Biotec

詳しくはこちら（英）：
https://www.investhk.gov.hk/ja/case-studies/excellent-environment-healthtech-solutions.html

7. イギリス I Heart Studio、香港を地域統括拠点に個々のニーズに沿ったコンテンツでオンラインセールスを攻略

ロンドンに本社を置くI Heart Studioは、他にはない、ビジュアルコンテンツを、ファッションおよびライフスタイルブランドに手頃な価格で提供しています。そのブランドに合ったさまざまなビジュアルを、統一感のあるコンテンツとして創り出すことで、ファッションやライフスタイル業界のオンラインセールスをサポートします。同社が香港に地域統括拠点を設立したのは、その戦略的立地と言葉の壁がないビジュアルコンテンツ関連の人材が豊富にいるためです。アジア地域の顧客のサプライチェーンの近くにいることでブランドコンセプトを熟知することができ、十分なサポートを提供することが可能となりました。

「地元、アジア、世界のどの観点から見ても香港は私たちにとって素晴らしい存在なのです。香港にしっかり腰を据えて事業を展開します」

Sjors Bos
Global Chief Executive Officer, I Heart Studios

詳しくはこちら（英）：
https://www.investhk.gov.hk/ja/case-studies/customised-content-capture-digital-sales.html

8. スコットランド発のBen Line Agencies、テクノロジーを活用した物流を追い風に

現在、シンガポールに本拠地を置く、19世紀初頭創業のスコットランドの船舶会社Ben Line Agenciesは、香港政府の助成金によりテクノロジーを活用した物流を駆使し、近代化した船舶輸送に乗り出しています。競争力のあるコンテナヤードの利用料金、低い法人税率、自由貿易政策等、船舶会社にとって香港には様々な利点がありますが、職業訓練所が提供する国際物流コースにより、専門知識を有する英語と中国のバイリンガルの人材が豊富にいることも中国華南地域を統括する同社の香港事務所にとっては大きな支えとなっています。

「香港政府があらゆる業界に対しe－コマースを支援しているおかげで、電子化による物流の合理化を実施する機会を得ることができました」

詳しくはこちら（英）：
https://www.investhk.gov.hk/ja/case-studies/technology-enabled-logistics-embarks-smooth-sailing.html

9. 中国のWonder Capital Group、成長市場における絶好の投資機会を香港から演出

ファミリーオフィス向け資産運用会社Wonder Capital Groupは、富裕層に高成長市場の東南アジア諸国に関する専門知識を提供しています。同社のCEOは「香港政府は香港を”Asia’s World City”と提唱していますが、香港の人々の勤勉さが効率的で生産性のある環境下でビジネスを繫栄させる主な要因となっています。」と語ります。

「香港には世界の主要資産管理会社の70%が拠点を構えています。そのため、香港のファミリーオフィスは、ほかのアジアの金融ハブでは類のない世界規模の案件のフローや投資機会に触れることができます」

Gigi Chan
Founder and CEO, Wonder Capital Group

詳しくはこちら（英）：
https://www.investhk.gov.hk/ja/case-studies/wonderful-investment-opportunities-emerging-markets.html