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【プレスリリース】2021年8月30日
リユース事業を展開する日本の上場企業が 香港での更なる事業拡大と サステナビリティプロジェクトの世界展開を香港から開始

ブランド品等の高級品買取事業を中心に展開する日本の上場企業バリュエンスホールディングス株式会社の海外事業統括拠点である香港子会社Valuence International Limitedは、本日(8月30日)、三号店NANBOYA Kwun Tongのオープンを発表しました。8月5日には、バリュエンスグループとMAGOギャラリーとの協業による新たなサステナビリティプロジェクトを香港から開始すると発表しており、更なる事業拡大を目指します。

MAGO CREATION株式会社 代表・美術家 長坂 真護氏(左)と
バリュエンスグループCEO嵜本 晋輔氏(右)

MAGOギャラリーとの協業による新たなサステナブルギャラリー

第三号店、NANBOYA Kwun Tong

グループ名のValuenceは、value(価値)、experience(経験)、intelligence(知性)を掛け合わせたもので、これまで培ってきた知識と知恵を活かし、顧客に新たな価値と経験を提供するという思いを表し、同グループは「人生を変える価値」を提供し、一人ひとりが「らしく、生きる」世の中を実現することを理念としています。本業のリユースを通じて循環型社会の形成に貢献するだけでなく、顧客やパートナーと共有価値を創造するサステナビリティへの取り組みも積極的に行っています。

同グループは2015年に香港へ進出、国際的な宝飾品取引ハブである香港に着目し、B2B中古ダイヤモンドオークション事業を開始しました。2019年には高級品買取事業「NANBOYA」を香港に持ち込み、7月にNANBOYA Tsim Sha Tsui店、2020年12月にNANBOYA Central店を開設し、同二店舗のビジネスの順調な推移と顧客からの好評が、8月30日の三号店NANBOYA Kwun Tongオープンに繋がりました。

Valuence International Limited 代表取締役 六車進氏は次のように語りました。「二号店はコロナ禍での出店でしたが、想定以上にお客様にご利用いただきました。近隣で働くビジネスマンが仕事の合間に立ち寄り、リピート客が毎週来られるなど、地域に密着した店舗を出すことの重要性を発見しました。そこで、より地域密着型の店舗を出すべく、三号店の出店場所を探しました。弊社の既存店舗を利用していただくお客様は、觀塘(Kwun Tong)エリアを生活拠点にしている方も多いです。クリエイティブなホットスポットを備えたビジネス地区で、今後香港の中心地となるエリアでもあり、三号店に最適と考え觀塘(Kwun Tong)エリアへの出店を決めました。」

また、三号店のオープンとともに、同グループはMAGOギャラリーとタッグを組み、持続可能な地球環境および人々のより良い生活を実現するため、新たなサステナビリティプロジェクト「MAGOギャラリーの世界展開」を立ち上げました。

MAGOギャラリーは美術家 長坂真護(MAGO)氏によって日本で誕生しました。世界最大の電子廃棄物の墓場とも呼ばれるガーナ・アグボグプロシー地区を訪れ、電子廃棄物が人々の生活に与える深刻な影響を肌身で感じた長坂氏は、電子廃棄物を使用したアート作品の制作を通じて、不要になったモノに価値を与え、過剰生産・廃棄に対する問題提起を行っています。また、アート作品の販売を通じて得た収益を、現地への物資提供や生活環境改善プロジェクト等に還元しています。今般の香港における同グループとMAGOギャラリーの協業は、こうした取り組みを海外に広める「MAGOギャラリーの世界展開」プロジェクトの第一号で、9月2 日に、MAGOギャラリーを尖沙咀(Tsim Sha Tsui)にあるValuence International Limitedのオフィスに併設します。香港を皮切りに、同グループの海外進出都市、パリ、ニューヨーク、ロサンゼルスに順次ギャラリーを開設し、これにより、電子廃棄物アートを海外に広め、販売し、現地に暮らす人々に収益を還元します。長坂氏の提唱する「文化」「経済」「社会貢献」の3つの歯車が持続的に回り、関係する現地の人々と価値共有しながら経済発展を目指す、持続可能な資本主義「サステナブル・キャピタリズム」の実現をともに目指します。

「長坂氏が推進されているサステナブル・キャピタリズムは弊社のビジネスと本質が同じであると考え、今回タッグを組むことになりました。弊社は、現在世界14か国に進出しており、今後も積極的に各国への店舗展開を進めていく方針です。この拡大フェーズで、長坂氏のMAGOギャラリーの世界展開もお手伝いできればと考えました。現在MAGOギャラリーのオープンが決まっている都市は、香港、パリ、ニューヨーク、ロサンゼルスです。香港を最初のギャラリーオープン地としたのは、Valuence Internationalの本拠地があるからです」と六車氏は述べました。

香港投資推進局(インベスト香港)局長代理のチャールズ・ングは、次のように述べました。「バリュエンスグループの香港での事業拡大は、香港が国際都市であり、アジア市場への玄関口であることへの強い信頼の表れです。また香港は、同グループの洗練されたサステナビリティへの取り組みを世界に発信するのに理想的な場所です。香港および世界各地での同グループの継続的な成功を願っています。」

バリュエンスグループについて

バリュエンスグループは2011年12月の設立以来、主にブランド品、宝飾品、貴金属、アンティークやアート作品等の買取・販売というリユース事業を通じて成長してきました。2018年3月には、東京証券取引所のマザーズ部門に上場を果たしています。

詳しくはwww.valuence.inc/をご覧ください。

香港投資推進局(インベスト香港)について

香港投資推進局(インベスト香港)は海外直接投資を誘致するために設立された香港特別行政区政府の一部局で、海外および中国本土の企業が香港で事業を設立あるいは拡大する際の支援を行っています。個々の要望に応じたサービスやアドバイスを無償で提供しています。詳しくはwww.investhk.gov.hkをご覧ください。

本プレスリリースに関する写真は次のリンクをご覧ください:
www.flickr.com/photos/investhk/albums/72157719735185171

以上/2021年8月30日 月曜日

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