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インベスト香港
(東京事務所)

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【進出事例】2023年9月

[プレスリリース]

富途證券が香港に交流型店舗をオープン

香港の大手デジタル証券会社、富途證券国際(香港)有限公司は、尖沙咀に投資家向けの交流・研修ペースを備えた店舗を開設しました。

2階建ての新店舗は総面積約400平方メートルで、レクチャーや活動を行うスペース、トレーディングルーム、アプリのデモ用ゾーン、富途證券の沿革を紹介する展示エリアが設けられています。投資家同士が交流し、フィナンシャルインクルージョン(金融包摂)を促進する知識を学べるとともに、同社の技術力と商品力をPRする施設になっています。

創業者のLi Hua氏は、香港の利点について次にように述べました。「成熟した資本市場がある香港は、国際的な視野を持つ投資家や革新的な商品が受け入れられやすいため、価値ある投資先です」

04.09.2023

詳しくはこちら(英):
https://www.investhk.gov.hk/en/news/futu-securities-opens-first-experience-store-hong-kong.html

タイの大手スーパーマーケットが香港進出で事業拡大へ弾み

2023年9月26日、タイの食料品・総合スーパー最大手Big C Supercenter (Big C)は、香港に複数店舗をオープンしました。

同社のCEO兼社長であるAswin Techajareonvikul氏によると、事業を運営しているタイ、ラオス、カンボジア、ベトナム以外の市場へ進出する拠点として香港を選んだと言います。「香港は、アジア屈指の国際金融センターとして大きな商機を秘めていると思います。当社の長期ビジョンは、Big Cを最高の高級タイスーパーマーケットにすることです。香港で第一弾となる複数店舗のオープンは、当社がこの市場でチャンスを探し続けてきた成果に他なりません」

26.09.2023

詳しくはこちら(英):
https://www.investhk.gov.hk/en/news/big-c-supercenter-unveils-first-series-stores-kickstarting-massive-foothold-city.html

シンガポールのロイヤルティーマーケティング企業が香港に進出

Eber Limitedはロイヤルティープログラムによる顧客関係構築の需要が高まる香港にオフィスを開設しました。

同社は、小売、ホスピタリティ、Eコマース、美容、フィットネス、食料品など様々な業界の顧客に対し、ロイヤルティーと顧客エンゲージメント関連のソリューションを提供しています。創業者兼CEOのEdward Au氏は次のように語りました。「香港では、市場心理や顧客の需要が大幅に上向いています。企業は、顧客との関係を再構築し強化する方法を積極的に模索しています。当社にとって大きな成長機会です。香港はアジアの中心という立地、中国本土への近さ、活況な経済など、当社の顧客基盤とアジア事業を拡大するには理想的な拠点です」

28.09.2023

詳しくはこちら(英):
https://www.investhk.gov.hk/en/news/singapore-based-loyalty-marketing-solution-company-opens-hong-kong-office.html

[ケーススタディ]

先進的フィンテック企業が海外不動産の買い手と売り手を結ぶ

香港を拠点とするPropCap Technologiesは、大湾区の富裕層が海外不動産をスムーズに購入できるよう先進技術でサポートしています。

同社は、海外不動産の購入時に実体験した様々な困難をもとに、AI活用プラットフォームを開発し、広東・香港・マカオ大湾区(GBA)から海外不動産を購入したい人の住宅ローン申請プロセスを一変させました。複雑で手間のかかる借入手続きを簡素化し、今では最短4週間で完了できます。

PropCapのプラットフォームは急速に拡大するフィンテックに加え、統合が進む大湾区の特徴も活用しています。同社の最高販売責任者であるLouis Lee氏によると、世界ではデータの越境伝送が壁となることが多い中、PropCapは信用調査会社Nova Creditと連携し、「GBA越境データ相互認証プラットフォーム」に加盟しました。広州南沙政府の支援で開発されたこの合法的プラットフォームは、越境データ伝送のコンプライアンス上の課題に対処するものです。

さらにPropCapのサービスの特徴は、グリーン不動産投資の促進です。CO2排出量が少ない認定物件の購入者を低金利ローンで優遇するとともに、環境にやさしい不動産取引を住宅ローンファンドに推奨しています。Louis氏はこう語りました。「当社は事業成長だけに目を向けるのではなく、香港がデジタル経済をリードし、グリーンファイナスやデータ活用の世界的ハブになってほしいと考えています。まさに香港に拠点を置くメリットであり、中国の発展にとっても重要です。当社が貢献できることを誇りに思っています」

01.09.2023

詳しくはこちら(英):
https://www.investhk.gov.hk/en/case-studies/fintech-pioneer-propcap-links-gba-buyers-international-property-opportunities.html

ポルトガルのテック企業が規制技術の新時代を開拓

Aereveは、特許取得済の規制技術(Reg Tech)で非ラテン文字の認識ミスを減らします。

同社は、マドリード、香港、珠海にオフィスを持つスタートアップ企業です。共同創業者兼CEOのAndre Leung氏は、同じローマ字綴りでも中国語では異なる名前や文字を効率的かつ正確に認識できるようにしたいと考えていました。同社の最大の強みは、エラーが含まれる可能性のある翻訳等とは違う、どちらもネイティブという能力に基づく革新的技術です。効率的で効果的なリスク管理と規制遵守による域内外企業のビジネス成長を後押ししています。

Leung氏は次のように述べました。「一国二制度による香港の自治政策のおかげで、当社はフィンテックのローカルニーズに対応できます。繁体字と簡体字の両方を理解できる香港は、まさに大中華圏へのゲートウェイです」研究開発、販売、技術サポートに重点を置く香港オフィスは、今後2年でスタッフを倍増する予定で、タイへの進出も検討しています。

香港サイバーポートで起業したAereveの特許技術は、大手銀行の導入事例として香港金融管理局のウェブサイト上で紹介され、マネーロンダリング防止・電子本人確認サービスでも知名度を上げています。

21.09.2023

詳しくはこちら(英):
https://www.investhk.gov.hk/en/case-studies/driving-new-era-regulatory-technology.html

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