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(東京事務所)

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【進出事例】2021年3月5日
Namco Enterprises Asia Limited

NAMCO、屋内デジタルプレイグラウンドを香港に海外初出店:従来のゲームセンターを夢いっぱいの冒険に夢中になれる場へと進化させる。

香港は国際都市です。香港の人々は新しいことに挑戦する意欲があり、消費意欲も高く、日本から新しいコンセプトを持ち込むと、香港ではすぐに反応が得られます。

菊池修一氏
Namco Enterprises Asia Limited社長

45年近く前にNAMCOが香港市場に参入した頃は、ゲームセンターの機械式ピンボールマシンに電子機器が追加されたばかりという時代でした。しかし、パックマン、ドンキーコング、スペースインベーダーの黄金時代が 訪れ、デジタル化の幕開けとなり、その後、グラフィックスからゲームのロジスティクスまで、あらゆるものにデジタル技術が影響を与えるようになりました。NAMCOはそれ以来、常にお客様とともに進化し、現在もお客様のニーズに応える新しいコンセプトを打ち出しています。

洗練された消費者市場

「DOCODOCOは、最新のデジタル技術とアナログな遊びを融合させた新しいタイプのプレイグラウンドです」とNamco Enterprises Asia Limited社長 菊池修一氏は語ります。「対象年齢は6か月から12歳で、デジタルとアナログの両方の空間で遊ぶことができます。出店にあたっては、子ども連れの若いファミリー層が多いことからLOHASパークを選びました。2021年2月にオープンして以来、高い人気を集めており、予想以上に多くのお客様にご利用いただいています」と同氏は述べます。更に、2021年3月には、屯門(Tuen Mun)エリアの屯門市廣場(tmtplaza)内に、屋内プレイグラウンド「あそびパークPLUS」を併設した大型アミューズメント施設をオープンしました。同氏は「昨年から現在までに6店舗を出店し、将来的には香港で最大30店舗の出店を目指しています」と付け加えました。

香港の人々は非常に好奇心が旺盛なので、 新しいゲームを試すのに適した場であると して、菊池氏は次のように述べます。「香港は国際都市です。香港の人々は進んで新しい ことに挑戦する意欲があり、消費意欲も高く、 日本から新しいコンセプトを持ち込むと、 香港ではすぐに反応が得られます。この5年間でゲーム消費傾向は変化しました。そこで、 香港のお客様に他にはないエンターテイメント体験を提供するとともに、子どもたち向けに安全で安心な遊び場を提供するために、日本からさまざまなアミューズメントのコンセプトを導入しました。インタラクティブなプレイゾーンを備えた屋内プレイグラウンドである「あそびパークPLUS」や、「SPORTAINMENT ARENA」というスポーツとデジタルエンターテインメントを融合した施設、そしてDOCODOCOデジタルプレイグラウンドなどです。」

コラボレーションによる成功

香港では、NAMCOは主にショッピングモールにおいて事業を展開しており、長期的に集客できるため、自らを、ショッピングモールにとってのパートナーと捉えています。また、NAMCOのアミューズメント施設に設置されているクレーンゲームなどの景品ゲームは子どもやファミリー層への効果的な販売促進チャンネルであるため、同社は消費財メーカーにとっても重要なパートナーとなっています。「香港の幼稚園やラーニングセンターからは、当社のデジタルプレイグラウンドを子どもや親との課外活動に利用したいとの関心が寄せられていて、当社ではそうした幼稚園等との提携も検討しています」と菊池氏は付け加えました。

NAMCOは、香港において、低税率や輸入に適した自由港であることなど多くの利点を 享受しています。菊池氏は、特に、香港の 消費者と従業員を高く評価しています。 「香港のお客様は、NAMCOのようなサービス事業者をとても歓迎し、支持してくれます。そして、香港のスタッフは仕事にとても積極的で、彼らの顧客サービスの水準は日本のスタッフと同等です。これにより香港のお客様と当社の間にWin-Winの関係が生まれ、当社の香港でのビジネス拡大に繋がっています。」

香港に駐在して3年、菊池氏は第二の故郷として香港での生活を楽しんでいると話します。「日本に住んでいた頃、香港はビルばかりの摩天楼の街だと思っていました。でも、実は豊かな自然に囲まれていることを知りました。アウトドアが好きな私にとって、香港は生活とビジネスの両方の面で素晴らしい 環境が整っています。」

03.05.2021

https://namco.com.hk

Fast Facts

  • NAMCOは、1955年に百貨店の屋上に電動木馬2台を設置することから事業を開始しました。1960年代から70年代にかけては、ゲームセンターの急速な人気の高まりを受け業務を拡大し、1980年代にはコンピューターゲーム「パックマン」が大ヒットを記録しました
  • Namco Enterprises Asia Limited は同社の香港部門で、1977年に設立されました。NAMCO、ASOBI PARK PLUS、SPORTAINMENT ARENA、DOCODOCOなど11のアミューズメント施設を展開し、175名以上の従業員がそれらの施設で働いています

PDFファイルおよびビデオはこちらから
Namco Enterprises Asia Limited (0.2MB)

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