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インベスト香港
(東京事務所)

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2022年3月30日

【インベスト香港(東京)ニュースレター第19号】

各位

平素より大変お世話になっております。インベスト香港 東京事務所です。

香港での新型コロナ感染症拡大もようやく落ち着きを見せ感染者数も減少し、社会経済活動の再開に向けての動きが徐々見られるようになってきています。今回は、入境時の強制隔離措置の一部緩和や3月21日にキャリー・ラム行政長官が発表した防疫措置緩和のロードマップ等についてお知らせします。

お役立ていただけますと幸いです。

インベスト香港(東京)ニュースレター (第19号)

【今回のトピックス】
  • 1. 2022-23年 政府予算案 概要(日本語版)
  • 2. 入境制限と強制隔離措置の一部緩和(4月1日~)
  • 3. 段階的な防疫措置緩和と社会経済活動の再開に向けた防疫ロードマップ(4月21日~)
  • 4. 香港から中国本土及びマカオへの出境時の出入境ビル/空港での強制PCR検査の実施について(陸路3月21日~、空路3月29日~)
  • 5. ライフスタイル産業ピッチブック:「香港のデジタルエコシステムにおけるビジネスチャンスを探る」(日本語要約版)
  • 6. 新規イベントのご紹介

1. 2022年-23年 政府予算案概要

2月23日、ポール・チャン財政長官は2022-23年度予算を発表し、香港経済が今年下半期により高いパフォーマンスを発揮し、通年で実質2~3.5%の成長を達成すると予測しました。新型コロナウイルス感染症の世界的な流行は、香港にも影響を与え、経済活動に大きな打撃を与えました。今年の予算では、企業の財政負担を軽減し、産業競争力を強化するための様々な政策を打ち出しています。主要政策分野である技術革新・科学技術、金融サービス、文化芸術、観光、貿易、航空と海運に対し、積極的な予算配分をしています。

政府予算案概要 日本語版 はこちら:
https://www.hketotyo.gov.hk/japan/jp/news/news/20220316/files/budget_leaflet_jp.pdf

2. 入境制限および強制隔離措置の一部緩和(4月1日~)

4月1日より、海外からの入境者に対する入境制限と強制隔離措置の一部が緩和されます。入境者については、対象を香港居民のみとする点は引き続き変わりませんが、以下の通りとなります。
香港のフードサービスや小売事業者はいかにしてビジネスを変革し、消費者のニーズに応え、事業を発展させたのか。そこには、香港の優れたデジタルエコシステムの活用があります。本オンラインセミナーでは、香港のフードサービスと小売業の事業環境とデジタルの活用・内包状況についてご紹介するとともに、実際に香港で事業を行うフードサービス企業と小売企業をゲストスピーカーにお招きし、香港でのビジネス成功の秘訣、広がる新たな商機やデジタルエコシステムの活用について、体験談を交えつつお話しいただきます。

1)オーストラリア、カナダ、フランス、インド、ネパール、パキスタン、フィリピン、イギリス、アメリカからの旅客フライトの運航禁止解除と入境を解禁。

2)海外からの入境者の入境条件

  • 入境日より14日間以前にワクチン接種を2回完了
  • 搭乗前48時間以内に受けたPCR検査の陰性証明の保持
  • 強制検疫指定ホテルの7泊もしくは14泊(※)の予約確認書の保持

3)海外からの入境者の香港における入境・検疫手続き

  • 入境時に空港でPCR検査を受検し、空港で結果を待つ。陰性であれば、14日間の検疫命令が出され、強制検疫指定ホテルに指定バスで移動。
  • 強制検疫指定ホテルにて迅速抗原検査(RAT)を毎日実施し、5日目のPCR検査、6日目及び7日目にRATが陰性であれば、最短で7日目に強制検疫指定ホテルを出ることができる。
  • 強制検疫指定ホテルを出た後は7日間自己観察を行い、12日目は地区検査センターにおいてPCR検査を受検。
  • 強制指定検疫ホテルに7日目以降も滞在する場合は、12日目にPCR検査を受け、陰性であれば14日目にホテルを出ることができる。
  • 空港もしくは強制検疫期間中に陽性反応が出た場合、症状に応じた隔離施設に移される。この場合、陽性反応が出た日の6日後及び7日後にRATを実施し、結果が陰性であれば隔離解除となる。

※強制検疫ホテルでの滞在を7日間に短縮せず14日間過ごすことを選択する場合は、入境時より14日間の予約確認書の用意が必要。

詳しくはこちら(英):
https://www.info.gov.hk/gia/general/202203/27/P2022032700005.html
https://gia.info.gov.hk/general/202203/27/P2022032700005_389947_1_1648314105356.pdf
https://www.coronavirus.gov.hk/eng/inbound-travel.html

3. 段階的な防疫措置緩和と社会経済活動の再開に向けた防疫ロードマップ(4月21日~)

香港域内の新型コロナ感染状況も一時と比較して落ち着いてきたことから、社会経済活動の再開に向け、4月21日より段階的に防疫措置を緩和することとなりました。今後も感染状況に注意を払いつつ、感染状況にリバウンド兆候がなく感染者数が減少傾向にある場合は、その改善状況に応じて、3ヶ月ほどの期間をかけて3段階で徐々に貿易措置を緩和していく予定です。

現状の改善状況が続けば、4月21日より防疫措置緩和を段階的開始し、第1段階を実施します。第2段階、第3段階への移行時期については、状況を見ながら後日発表します。

<第1段階>

  • ゲームセンター、ジム、遊技場、娯楽施設、エステ・ネイルサロン、マッサージ店、スポーツ施設、イベント会場及び宗教施設、博物館、美術館、図書館の再開。ただし、施設内でのグループ利用の人数制限は4名まで。
  • 飲食店の店内での飲食は22時まで。1テーブルの人数制限は4名まで。バーやパブは引き続き営業停止。
  • 飲食をする際やフェイシャルマッサージ時などマスクの着用が難しい場合を除いて、常時マスクを着用(運動時も含む)。
  • 公共の場所でのグループ活動制限を2名から4名に緩和。
  • プライベートな場所における2世帯以上での集まりを禁止する措置を撤廃。

<第2段階>

  • 水泳プール、入浴施設、パーティールーム、ナイトクラブ、カラオケ店、麻雀店、クルーズ船の再開。ただし、施設内での1テーブルの人数制限及びグループ利用の人数制限は8名まで。
  • ビーチの再開。
  • 郊外の自然公園でマスク着用、屋内外のスポーツ施設やジムでの運動中のマスク着用義務を撤廃。
  • 飲食店の店内での飲食は深夜0時まで。1テーブルの人数制限は8名。
  • バー、パブの営業は深夜2時まで。1テーブルの人数制限は4名

<第3段階>

飲食店やその他第1段階、第2段階で制限を受けた上記施設の営業時間、飲食時間、テーブルやグループの人数制限等の制限を撤廃。

プレスリリースはこちら(英):
https://www.info.gov.hk/gia/general/202203/21/P2022032100446.htm?fontSize=1

4. 香港から中国本土及びマカオへの出境時の出入境ビル/空港での強制PCR検査の実施について(陸路3月21日~、空路3月29日~)

香港での新型コロナ感染症拡大を受け、香港より中国本土及びマカオに入る際には、出入境ビル/空港でのPCR検査が必須となりました。PCR検査で陰性でない場合は、出境できません。本検査は無料で提供されますが、検査結果が出るまで出入境ビル/空港での待機が求められることから、陸路の場合は2時間、空路の場合は少なくとも5-6時間早く出入境ビル/空港に到着することが必要です。尚、本検査結果により中国本土及びマカオに入境する際に求められるPCR検査の陰性証明を代替することはできません。また、中国本土及びマカオ入境時のPCR検査が免除されることもありません。

詳細はこちら:
https://www.coronavirus.gov.hk/eng/special-outbound-test.html

5. ライフスタイル産業ピッチブック:「香港のデジタルエコシステムにおけるビジネスチャンスを探る」(日本語要約版)

ここ数年、香港のデジタルエコシステムは急速に発展しました。香港のクリエイティブ産業、消費財・小売業やフードサービス産業はその変化を上手く捉え、ビジネスを進化、成長させています。インベスト香港はPwCと共同でこの状況を紹介するピッチブックを作成し、この度日本語要約版もご用意しました。市場データや分析、進出企業事例を交えながら最新のビジネス環境とビジネスチャンスについて説明していますので、ご一読ください。

日本語要約版はこちら:
クリエイティブ産業:イノベーションと成長を促すドライバー
消費者向け製品:アジアにおけるeコマースのゲートウェイ、そしてその先での成功を目指して
フードサービス:加速するデジタルの成長と発展

英語オリジナル版はこちら:
https://www.investhk.gov.hk/en/why-hong-kong/whats-happening-hong-kong/explore-opportunities-hong-kong-s-digital-ecosystem.html

6. 新規イベントのご紹介

4月26日
Sourcing Journal Annual Global Outlook Conference
アパレルサプライチェーンの代表的なイベントです。
業界のエグゼクティブやブランド、小売店、工場等のマネージャー、ディレクターが一堂に会します。

場所: オンライン
主催: Sourcing Journal
https://fairchildfashion.swoogo.com/sjglobaloutlookconference

5月26日~29日
Art Central
アジアで最も革新的なギャラリーから、世界中の著名なアーティストとともに、次世代の才能を持つアーティストを紹介します。

場所: Hong Kong Convention and Exhibition Centre
主催: Art Central
https://artcentralhongkong.com/

5月27日〜29日
Art Basel Hong Kong
世界最高峰の近現代美術を一堂に集め、アジアをはじめ世界の多様なアートシーンが一望できるイベントです。

場所: Hong Kong Convention and Exhibition Centre
主催: MCH Group Asia Ltd.
https://www.artbasel.com/hong-kong

ニュースレターの内容やその他香港に関するご質問・ご相談は、こちらのメールアドレスまたは電話番号までご連絡下さい。
Email: k_hashiba@hketotyo.gov.hk (担当:橋場・北見・浜川)
Tel: 03-3556-8961
配信停止をご希望の方は本メールアドレス:(invest@hketotyo.gov.hk)に空メールをご返信下さい。

香港経済貿易代表部 Hong Kong Economic & Trade Office
投資推進室 InvestHK Desk
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URL: 
http://www.InvestHK.gov.hk (InvestHK)
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